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定期貯金を始めよう

定期預金

定期貯金とは

将来のために貯蓄をする手段としては、銀行に預金しておくというのが一般的な方法です。
しかし、預金の中にも普通預金と定期預金という異なる預金の方法があります。
この違いを理解していると、多少なりともお金を賢く貯めることができます。

普通預金は、預けているお金を好きな時に引き出せるのが特徴で、頻繁にお金を出し入れをすることができます。
その分、金利が低く設定されていて、0.02%が都市銀行を中心に多く見られる金利です。

一方、定期預金はある程度の期間預けたお金を引き出すことができないのが特徴です。
その期間は様々で、たいていは最短で3カ月、そして半年や1年、3年、10年という長期の期間も設定されます。
引き出しが自由にできない分、金利は普通預金よりは高く設定されています。

定期貯金のメリット

定期預金には普通預金よりも高い金利が設定されている他に、いろいろな選択肢があるというのもメリットです。
普通預金などはどこの銀行でもほとんど同じですし、いくら預けても金利が変わることはあまりありません。

一方で定期預金には、バリエーションがあるのです。
預けるお金が多くなれば金利が高くなりますし、預ける期間が長いとやはり高くなります。
そして、銀行ごとにいろいろなプランを用意していて、金利が数倍に設定されてるものもありますので、選ぶ楽しみがあります。

また、普通預金と定期預金を分けて運用することは、お金の管理を楽にしてくれます。
毎月必要なお金は出し入れがしやすいように普通預金に入れて、貯蓄に回したい分は定期預金にして動かさないようにします。
そうすれば、計算が楽になりますし、貯蓄分でしっかりと高い金利で預けることができるのです。

定期貯金で注意したいこと

いろいろな銀行で定期預金の特別キャンペーンを開催して、お得な金利で預けられるとうたっています。
もちろん、高い金利で預けることができてお得なのですが、契約内容を見ないともったいない結果になってしまうこともあります。

たとえば、通常より高い金利は3カ月の定期のみで、それを過ぎると通常の金利になる、という但し書きがある場合です。
年利で見ればとても高いように見える金利も、たった3カ月ではほとんど実になりません。
三ヶ月が終わってしまえば、普通の金利にもどるのですから、一年トータルで見るとお得感がないというケースもあり得ますので、細かな付則も注意して見ましょう。

また、金利の相場はタイミングによって変わることも忘れずにいましょう。
金利が高いプランだからと10年の定期を組んでも、1年後に金利の相場が上昇して、契約をした時よりも上がってしまったら、長期的な見方をすれば低い金利で10年間お金を預けておくことになります。
正しい知識を身につけて、賢くお金を預けましょう。

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