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ビットコイン(Bitcoin/BTC)

2009年にリリースされた「ビットコイン」

仮想通貨に関わったことがない人も、「ビットコイン」という名前だけは知っている方も多いでしょう。
ビットコインはSatoshi Nakamotoという研究者が2008年10月に論文で発表し、その後ピアツーピア方式により2009年にリリースされた仮想通貨です。
紙幣などは存在しませんが、お金と同じように取引され、ビットコインの単位はBTC(ビーティーシー)という表記が使われます。
1円、1ドルなどの通貨同様、「1BTC(1ビットコイン)」と数えます。

ビットコインの特徴は、P2P方式により管理者が存在せず、ブロックチェーンという分散型台帳技術により管理されています。
銀行などの第三者期間を介さず、によって世界中の誰もが直接取引可能です。
そのため、世界中どこでもオンタイムで送金することができ、手数料もほとんどかかりません。
通常の海外送金では送金が完了するのに3日間かかったり、送金額によって高い手数料を取られますが、ビットコインなら瞬時に、かつ手数料も送金額とは関係ないため1BTCでも100万BTCでも同じ手数料で送金できます。

ビットコインの歴史

2009年1月に誕生したビットコインは、9月にはドルとの交換が行われ、レートは1BTC約0.1円です。
初めてビットコインが実店舗で利用されたのは2010年5月で、ピザ2枚が1万BTC(1BTC=0.2円)だったそうです。
その年の7月にマウントゴックス社による取り扱いが始まり、投資家も徐々に増え、翌年にはアメリカのTIME誌で特集が組まれ注目を浴び、初めて1BTCが1,000円台を越えます。
その後半減期を迎えるものの、2013年にはキプロス危機により10万円台を突破、しかしながら2014年には世界中を震撼させたマウントゴックス社の巨額消失事件が発生、このときの1BTCは3~5万円台です。

2016年にDMM.comにてビットコイン決済が始まり、翌年には金融庁により仮想通貨の法整備が行われ、一時期220万円というバブル期を迎えます。
2018年再びコインチェックにて被害額約580億円の消失事件が発生し、価格は50万円台にまで下落、ただし注目されている仮想通貨であるため、今後の動きが気になるところです。

時価総額ランキング1位のビットコイン

仮想通貨の時価総額は24時間365日つねに変動しており、更新され続けています。
時価総額は通貨の発行量に市場価格をかけて算出され、仮想通貨の評価指標になっています。
ビットコインの発行量は約1,830万BTC、市場価格は約67万円、時価総額は約12兆円です。(2020年4月1日時点)
時価総額の大きさは信用度や注目度に関わってきますので、投資の参考にできます。

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