1. >
  2. >
  3. ETFとは?ETFF(上場投資信託)について解説

ETFとは?ETFF(上場投資信託)について解説

ETFの基本と運用の仕組み

ETFとは、日本語の「上場投資信託」を指す言葉です。
この名称からも分かるように、上場企業を太陽とした株式銘柄を使った投資信託のタイプです。
世界中の国が対象となりえますが、日本や米国、ヨーロッパ主要国の株式に絞った商品が多い傾向にあります。

上場株式の場合は、様々な主要指標が公開されていて、それを気軽に見られるのが特徴です。
たとえば、東証であればTOPIX、日経平均株価、アメリカであればNYダウといったものです。
ETFではこうした主要な指標を基準として運用をする傾向にあります。
TOPIX連動型の運用といった感じで、市場全体の流れに合わせて取引を行い、平均以上の利益を得ることを目指します。

投資信託の一部ですので、ETFを購入した投資家は自分で取引をすることはなく、購入後は証券会社の運用に任せることになります。
それぞれの商品で過去の実績から計算された平均利回りなどのデータが公表されていますので、それを基に選びます。
ETFは上場しているものですので、値動きを見ながらリアルタイムでの売買ができる仕組みになっています。
短期間での売買も可能ですので、株式取引と投資信託の両面を持ち合わせた商品とも言えるでしょう。

ETFのメリット・デメリットとは?

ETFのメリットは分散投資ができるという点が大きいです。
まずETFは上場株式の運用ですので、全体的に安定した経営状態の企業への投資がなされます。
そのため、リスクが少なめであることや、情報を取り入れやすいという良さがあります。
そして投資信託の形を採りますので、複数の企業の株式で運用されます。
投資対象を分散するというリスク回避の基本ができるわけです。

また、ETFではマーケット全体の動きを確認しやすい平均株価などの指標を軸にするケースが多いです。
そのため、動きが見やすくリスクを感じた時に、素早く資金を引き揚げられるというのもメリットとなります。

一方で、市場価格と基準価額という異なる2つの価格が生まれるため、実際の市場での価格よりも利益が下がってしまう可能性もあります。
さらにETFは基本的に自分で売買価格を見て注文を入れるため、投資の手間がかかることや自動取引がしづらいというデメリットもあります。

ETFの始め方

ETFはほとんどの証券会社で取り扱いをしているため、証券口座を開けば誰でもすぐに始められます。
証券会社が提示する取引商品の中、株式銘柄と同じようにETFが選択肢としてありますので、それを選んで注文を出すだけで投資ができます。

後は、市場価格を追いながら必要に応じて売買を繰り返していきます。
会社ごとに投資商品プランが異なることもありますので、実績などを比較しながら選ぶようにしましょう。

Random Posts