子どものために備える学資保険
子どもがいる家庭なら、子どもの学費や将来のためにしっかりとした保険に入っておきたいと考えることが多いでしょう。
その選択肢の1つとして、学資保険と呼ばれるものがあります。
日本ではとても普及している保険のタイプですが、実際の中身に関してはあまりよく分からないという方も多くいらっしゃいます。
学資保険は、子どもの将来を考えるためのものですので、他の保険とは異なる特徴を持っていて、しっかりと子どもの成長をサポートできるようになっているのがメリットです。
また、柔軟性のある保険で、それぞれの家庭に合ったタイプの保険を選べるというのも特色と言えるでしょう。
学資保険の特徴
学資保険は、定期的にお金を支払っていって、満期になった時に預けた分プラス払戻金を受け取れるというのが基本的な考えです。
これだけを見ると、生命保険の積立型や、定期預金に似ていると思えるでしょう。
しかし、この間には大きな違いがあるのです。
その違いの1つが、学資保険にはほとんどの場合、保険料払込免除特約というものが付いていることです。
この特約は、契約者が死亡してしまった、もしくは重度の後遺症を患い、残りの保険料を払えなくなってしまっても、保険は効力を保ち続け、満期の時に満額が払われるという内容です。
この学資保険は子どもの将来を保障するという大きな目的がありますので、万が一保険払込がストップしても、しっかりと保険金が支払われ、子どもの益になるというメリットがあるのです。
この保障は大変強いもので、大きな安心感を与えてくれます。
また、この保険にはいろいろな種類があり、それぞれの家庭に合ったものを見つけやすいという特徴もあります。
毎月払う方法や半年ごとに払うものもありますし、保険総額の大小もピンキリです。
また、受け取れる年齢も、15歳や18歳、22歳など幅があります。
学資保険を選ぶ時には
子どものために是非とも入っておきたい学資保険ですが、たくさんの種類がありますので、選ぶのに迷ってしまいます。
そのため、しっかりと情報を集めて、自分の家庭に合ったものにしなければなりません。
まずは、いくらほどの保険に入るかでしょう。
大学進学のための資金としたいか、子どもの将来の生活を考えたものにしたいかによって選ぶことができますし、毎回の支払いに無理が生じないようにしなければなりません。
支払い方法も、毎月払いや半年、一年払いなどいくつかありますが、まとめて払った方が割り安になる傾向があります。
出費を抑えるためにも、まとめて払う方式を選択するのがベターです。
そして、プランごとに払い戻し率が異なります。
これは、金利と同じで、支払った分からどのくらいプラスになって返ってくるかという率です。
高率のものを探す方がお得なのは言うまでもありません。