仮想通貨の稼ぎ方とは?
仮想通貨を使った投資にはいろいろな手法がありますので、それぞれの特徴を覚えておくと同時に、リスクの大きさなどを理解しておくべきです。
もともと仮想通貨は株式取引などの一般的な投資手段に比べて、値動きの幅とスピードが非常に大きいのでリスクを回避する投資法を知っていないと、思わぬ大ケガをしてしまう可能性があります。
それだけに、しっかりとした運用法を知った上で始めることが大事です。
仮想通貨の稼ぎ方の基本となるのは、キャピタルゲインを得ることです。
つまり、特定の銘柄を安く購入して、高くなってから売ることでその差額分を利益として稼ぐという手法です。
暗号資産のマーケットは24時間休むことなく機能していますので、値動きをウォッチしながら現物での取引をするのが楽です。
この現物取引を基本としながら、レバレッジ取引や積立による長期運用、APIと呼ばれる自動運用、投資信託などの商品を利用して稼ぐことができます。
レバレッジをかけることのメリットとデメリットを理解しておく
仮想通貨の取引では、レバレッジ取引を行う投資家も多いです。
どの暗号資産取引所でもレバレッジ取引に対応していますので、望むならすぐに始められます。
レバレッジ取引というのは、取引口座に入金してある資金を担保として取引所から、投資資金を借りて売買するという手法です。
自己資金が少ないとしても、一気に大きな金額を使えるので効率よく稼げるのがメリットです。
自己資金の数倍の額の購入ができ、利益も数倍となるわけです。
ここで取引に成功して利益が出れば良いのですが、逆に損失を被ると、損失も数倍となって返ってきます。
そのため損失分で一気に自己資金を失ったり、それでも足りずに追加入金をしないといけなくなったりすることもあります。
取引に失敗しただけでなく借金も負うわけですから、かなりの痛手となります。
リターンも大きいですが、それだけリスクも高くなるわけです。
積み立てなどの運用法も組み合わせる
取引所によっても違いますが、暗号資産を使った積み立てや投資信託などの商品を販売しているところもあります。
毎月一定金額を買い増していき、保有資産を殖やしていくという手法です。
購入時期を分散することでリスクも分散できて、長期的に見て安定した運用ができます。
投資信託は、ファンドが様々な仮想通貨の銘柄を購入して、分散運用します。
そして、その利益を投資家に分配するという仕組みです。
よりリスクが低いので、自分で行う現物取引やレバレッジ取引と併用して、全体としてのリスクを下げることができます。
もしくは、自分で取引をするのは知識がないとか、時間がないとかで難しい人が、投資のプロであるファンドや取引所に任せて投資をするためにも使えます。